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2012年8月 7日 (火)

虐待による傷あとや損失は、生涯にわたる

自分が虐待をされていたらしいと気が付いたことから、
人生の場面で、いろいろと思い当たるフシが出てきました。
虐待の影響、傷あと、自分では不可解な思いや気持ち、
出来事へのおかしな対応などに気づくのです。

 注)虐待されて育っても、それを意識できないことが多いです。
   かくいう自分も、アラ還になってはっきりと自覚したしだいです。

さまざまなシチュエーションで、
なぜそう悲しげに自分の感情が動くのか、
なぜそういう風にネガティブに考えるのか、
なぜそのような行動をとったのか、
不可解ながら、長いことその理由は謎でありました。

すこし客観的に人生を見れるようになったいまなので、
白状してしまいますが、
20歳の頃には、自分には価値はなく、
生きていても仕方ないと真剣に思っていました。
思春期になり親に反発して、家出をしたり、
気持ちが荒れた時代が続きました。

そこにはなぜそう思うのかの根拠がありませんでした。
ただ気持ちの根本の底の底に、自己否定という魔物が住んでいて、
ことあるごとに、ささやくのです。

『おまえには、そんなことをする価値がない』
『そんなことをしても無駄だ』
『自滅する方を選べ!』

いま思えば、これは親から送られ続けた、
自己否定のメッセージだったということです。

その後、人生の大事な場面で、
悪い方を選ぶ、自分が損になる方向へ行ってしまう。
その根底には、この感情がいつも作用していたと思います。
成功しそうになると、失敗する方向へいってしまう、
上手くいきそうになると、ぶち壊す方向へ行く。
そんなことをやってきた気がします。

しかし体験者として、キッパリと宣言します。
そのメッセージは、まじめに取り合う根拠はありません。
ただ親が送り続けたメッセージが、
こころの奥底に沈殿していて、
強固に住み着いてしまっているだけです。

その当時、親には親の事情があり(そんなことは理解したくもありませんが)、
親の勝手な事情で、こちらにひどいことをしただけです。
それ以外のものはありません。
ひどいことをされても仕方ない、価値のない自分だと
思う必要はありません。

親が送ったメッセージを否定しなくてはいけません。
親の送りつけたメッセージを、実現してはならないのです。
自分とは関係のないことと切り離すべきです。
あなたはあなたであり、
親の呪縛に従って生きる必要はないのです。



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